風邪を引くという体の状態を考える。
疲れてきて、背骨まわりの筋肉や節々の筋肉が固まって詰まってくる。
また、冷えや緊張などによっても身体は固くなる。
それがある状態まで行くと、身体はそれを緩めるために熱を出し、熱によって筋肉を緩め身体を整えようとする。
ウイルスや邪気という発想から離れた視点で見ると風邪引いて熱がでるというのはそのような機序として考えることが出来る。
そのように考えると、出た熱を下げるべく薬を飲むというのは身体が自分で調整しようとする働きを押さえることになってしまう。自分の身体で調整しようとする働きを押さえると、身体の働き自体が衰えるというか怠けるよな状態になり、ついには働かなくなってしまう。要は自律できなくなってくるのである。
体力がないなど発散できない様な状態であると熱自体が出にくくなるので、鍼の治療では熱を出しやすい状態をつくるのが治療となる。風邪薬のような治療とは異なりますが。
身体は自分で調節しようとしているモノであると考えると、風邪などの場合によっては自然に出てきた熱は下がるまでほうっておいた方がいいという考え方もあるという一考。
(ただし、お年寄りなど体力のない方は当てはまらない場合がありますのでご注意を。)
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