男女の精というものが結びついて母胎に宿ることで妊娠という状態になる。その為、お互いの精が充実していて初めて充実し安定した妊娠から出産へと繋がると考えられます。精の充実は男性にも女性にも言えることです。
男性の精が充実していないと、精子に元気が無いとか精子の数が少ないという事になって行きます。最近の男性の方が原因での不妊はこれにあてはまります。
女性の場合にも精が充実してないことが原因で卵子が育たなかったり排卵が起こらなかったりします。また、女性は子供を宿した時から自分の身体を養う+子供を養うことになるため妊娠というのは常に母胎には負担がかかるものです。その為、精力が旺盛で身体が充実していないと、まず妊娠しにくく、妊娠しても安定しないし母胎も体調が悪く辛くなってしまう事が考えられます。
身体が充実してない場合、これは身体が大きいから充実してるとか華奢で痩せているから弱いというものではありません。五臓の働きや精力からみた身体の充実具合や強さです。ある意味根本的な元気=精力と言ってもよいでしょう。その精力が強ければ十月十日子供を充実させて出産にいたりますが、余り強くないと妊娠自体が安定しなくなります。極端な言い方をすると精が弱いと自分の身体で精一杯で子供所ではないという状態になる可能性があります。
精の消耗というのは、肉体的な疲労からも当然おこって来ますが、頭脳労働とかストレスとかによる精神的な疲労からも起こります。頭を使う消耗というのは思っている以上にエネルギーを消耗します。それが日常的・慢性的になると食べ物や休息で養われる栄養では追いつかず、身体の根本を支える精が消耗するという風になっていきます。
また、ダイエットなどで生理が止まったりしたことのある方は、栄養不足で精がいったん枯れた状態になったために生理が来なくなったものと考えられます。そういう方は文字通り自分の身体で精一杯という状態な為、精を充実させるにはかなり時間が掛かってしまいます。
東洋医学では精は腎に蔵されると考えます。
不妊などに対する治療は、腎を充実させる治療によって精を補う事が治療方針となります。
ただし、腎の精が弱い場合はちょっと治療してすぐ補われるものでは無いので時間を要する場合が多いようです。子供を作る前から身体を作って精力を充実させていかないとなかなか安定した妊娠には結びつかないため、まず妊娠できる充実した身体をつくる事から始めるのが近道かもしれません。
こうした考え方は西洋医学の婦人科ではあまり聞かない事です。
こういう考え方が有るんだと言うことで、ご自分の身体を見つめ直す切欠になれば幸いです。
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